続:手術(全摘除術)と監視(待機)療法
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2011/06/15(水) 12:30:55 No.2427
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6月6日の書き込みで「補足」として紹介しておいた米国でのランダム化臨床試験(PIVOT)の内容がわかりました。
*NCI(米国立がん研究所)キャンサーブリティン5月31日号より*
「一部の早期前立腺癌患者では手術による利点はない」
http://www.cancerit.jp/recommendation_file_pdf/Cancer_Bulletin_PDF/110531.pdf
限局性前立腺癌と診断された患者をランダムに2群に振り分け、手術と経過観察を比較した結果、
12年の追跡調査後、全生存率および前立腺癌特異的生存率には統計上の差がなかった。
つまり、手術をしても生存率は変わらないことが示された。
この PIVOT 試験は1994年に開始され、早期前立腺癌と診断された75歳以下の731人が登録された。
大多数の前立腺がんはPSA検査で検出され、参加者はすべて平均余命が10年以上あった。
PSA値が10以下の患者および低リスクがんと判定された患者ほどこの傾向(生存率は変わらない)が明白だった。
しかしながら、米国では泌尿器科医および泌尿器科腫瘍医にとって、
早期前立腺癌患者に対して待機療法(watchful waiting, WW)や監視療法(active surveillance, AS)を説得することは難しく、
患者の多くは依然として診断後に根治的治療を希望することが多いのが実情である。
同上、キャンサーブリティン5月31日号には
「カボザンチニブにより前立腺癌などの腫瘍と骨転移が縮小」という記事も出ていますね。
興味深い結果が出ているようですが、まだ第2相臨床試験なので、ここでの紹介は控えておきます。
気になる方は直接記事をお読みください。
*NCI(米国立がん研究所)キャンサーブリティン5月31日号より*
「一部の早期前立腺癌患者では手術による利点はない」
http://www.cancerit.jp/recommendation_file_pdf/Cancer_Bulletin_PDF/110531.pdf
限局性前立腺癌と診断された患者をランダムに2群に振り分け、手術と経過観察を比較した結果、
12年の追跡調査後、全生存率および前立腺癌特異的生存率には統計上の差がなかった。
つまり、手術をしても生存率は変わらないことが示された。
この PIVOT 試験は1994年に開始され、早期前立腺癌と診断された75歳以下の731人が登録された。
大多数の前立腺がんはPSA検査で検出され、参加者はすべて平均余命が10年以上あった。
PSA値が10以下の患者および低リスクがんと判定された患者ほどこの傾向(生存率は変わらない)が明白だった。
しかしながら、米国では泌尿器科医および泌尿器科腫瘍医にとって、
早期前立腺癌患者に対して待機療法(watchful waiting, WW)や監視療法(active surveillance, AS)を説得することは難しく、
患者の多くは依然として診断後に根治的治療を希望することが多いのが実情である。
同上、キャンサーブリティン5月31日号には
「カボザンチニブにより前立腺癌などの腫瘍と骨転移が縮小」という記事も出ていますね。
興味深い結果が出ているようですが、まだ第2相臨床試験なので、ここでの紹介は控えておきます。
気になる方は直接記事をお読みください。