癌治療学会に出席して(1)
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2010/10/31(日) 17:50:24 No.2193
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10月28日から30日までの3日間、京都の国際会議場と隣接するプリンスホテルが会場となっていました。
患者向けのスカラシップにより交通費、宿泊費は学会が負担してくれるので、これはありがたいシステムです。
患者向けのプログラムもいくつかあって、皆さんにもご報告しておきたいこともあるのですが、これは後回し。
まずは前立腺がん関係の講演を聞いた感想から。
■前立腺がん関係
「薬物療法」では、ドセタキセル(タキソテール)ならびにゾレドロン酸(ゾメタ)に関する
発表が多かったように思います。
しかし、その用法(他の抗がん剤やステロイドとの組合せ)や効果の分析については、まだまだ手探り状態のようで、
より良い治療や予後の改善に直結するような情報は、ほとんど得ることができませんでした。
「早期前立腺がんの治療戦略」では、監視療法(AS:アクティブ・サーベイランス)が中心的話題となっていました。
命にさほど影響を与えないような前立腺がんに対しても、区別なく施される過剰治療に対して、
監視療法は一定のブレーキ役を果たしてくれ、余計な副作用を被らずに済むわけですから、
患者にとってはある意味「究極の治療法」と言えるのかもしれません。
監視療法に関する発表が増えたことは(昨年はさほどなかったように記憶しています)
NCCNのガイドラインで、「超低リスク群」が新たに定義され、「監視療法」の適応範囲が
判り易く示されたことが大きく影響しているのではないでしょうか。
命にほんとうに影響がないがんかどうか、その見極めをどうするのか。治療を先延ばしして悪影響がでないのかどうか。
監視療法中の生検の頻度はどう考えるべきか・・・これらについて一定の結論が出るには、まだ数年かかりそうな気配でした。
「放射線治療」では、小線源療法に関する報告が多かったように思います。
低リスク群に対しての小線源療法の効果の確認という報告も一部にありましたが、
これはもういまさら何をという感じでした。
ホルモン療法や外部照射を併用しながら、中、高リスク群に対して、
いかに対処していくかという内容が主流でした。
患者向けのスカラシップにより交通費、宿泊費は学会が負担してくれるので、これはありがたいシステムです。
患者向けのプログラムもいくつかあって、皆さんにもご報告しておきたいこともあるのですが、これは後回し。
まずは前立腺がん関係の講演を聞いた感想から。
■前立腺がん関係
「薬物療法」では、ドセタキセル(タキソテール)ならびにゾレドロン酸(ゾメタ)に関する
発表が多かったように思います。
しかし、その用法(他の抗がん剤やステロイドとの組合せ)や効果の分析については、まだまだ手探り状態のようで、
より良い治療や予後の改善に直結するような情報は、ほとんど得ることができませんでした。
「早期前立腺がんの治療戦略」では、監視療法(AS:アクティブ・サーベイランス)が中心的話題となっていました。
命にさほど影響を与えないような前立腺がんに対しても、区別なく施される過剰治療に対して、
監視療法は一定のブレーキ役を果たしてくれ、余計な副作用を被らずに済むわけですから、
患者にとってはある意味「究極の治療法」と言えるのかもしれません。
監視療法に関する発表が増えたことは(昨年はさほどなかったように記憶しています)
NCCNのガイドラインで、「超低リスク群」が新たに定義され、「監視療法」の適応範囲が
判り易く示されたことが大きく影響しているのではないでしょうか。
命にほんとうに影響がないがんかどうか、その見極めをどうするのか。治療を先延ばしして悪影響がでないのかどうか。
監視療法中の生検の頻度はどう考えるべきか・・・これらについて一定の結論が出るには、まだ数年かかりそうな気配でした。
「放射線治療」では、小線源療法に関する報告が多かったように思います。
低リスク群に対しての小線源療法の効果の確認という報告も一部にありましたが、
これはもういまさら何をという感じでした。
ホルモン療法や外部照射を併用しながら、中、高リスク群に対して、
いかに対処していくかという内容が主流でした。