私も放射線治療を受けるにあたって照射線量設定の根拠を調べましたが、webで解説したページを見つけられませんでした。しかし、「放射線の基礎、放射線生物学入門」で検索したときに出てきた筑波大学医学医療系のパワーポイントで概要を理解したつもりになりました。
総線量が重要ではなく、1回あたりの線量とその回数が重要なようです。そこから求められるBED:生物学的等価線量で治療効果は決まるそうで、この掲示板でも何度か話題になりました。
NCCNガイドラインでは
1.8Gy x 45回 = 81Gy
3Gy x 20回 = 60Gy
7.25Gy x 5回 = 36.25Gy
のような例がいずれも同等だと示されています。
これらのBEDを計算すると、
1.8Gy x 45回 = 81Gy BED = 150Gy
3Gy x 20回 = 60Gy BED = 154Gy
7.25Gy x 5回 = 36.25Gy BED = 168Gy
のように総線量は2倍以上違ってもBEDは同じような値になっています。
救済放射線治療については、存在しない前立腺の部分に照射するのですから、照射線量と治療効果の関係を理論的に示すのは難しそうですね。
総線量が重要ではなく、1回あたりの線量とその回数が重要なようです。そこから求められるBED:生物学的等価線量で治療効果は決まるそうで、この掲示板でも何度か話題になりました。
NCCNガイドラインでは
1.8Gy x 45回 = 81Gy
3Gy x 20回 = 60Gy
7.25Gy x 5回 = 36.25Gy
のような例がいずれも同等だと示されています。
これらのBEDを計算すると、
1.8Gy x 45回 = 81Gy BED = 150Gy
3Gy x 20回 = 60Gy BED = 154Gy
7.25Gy x 5回 = 36.25Gy BED = 168Gy
のように総線量は2倍以上違ってもBEDは同じような値になっています。
救済放射線治療については、存在しない前立腺の部分に照射するのですから、照射線量と治療効果の関係を理論的に示すのは難しそうですね。