けんぞう (id:Carbon-ion)さんのブログに番外編 前立腺癌診療ガイドライン2023年版という記事がありました。
先の投稿での「前立腺癌診療ガイドライン(2023年版)に記載されている臨床質問8の解説を修正し詳細化した」という文を引用しましたが、その質問及び推奨文が分かりましたので以下に紹介します。
CQ08:高リスク前立腺癌に対する高線量放射線療法において、ホルモン療法の併用は推奨されるか?
推奨文:高リスク症例に対してはネオアジュバント(照射前)とアジュバント(照射後)療法の双方を含めた投与期間が7~24か月の併用を弱く推奨する
この7か月というのがどの論文からのはなしなのか確かめてみたい気はしました。
けんぞうさんのブログには2023年版はシステマティックレビューが導入され、2016年版と比べ、クリニカル・クエスチョン(CQ)が70から14へと大幅に減ったということのようです。
けんぞうさんの紹介しているCQのうち、CQ8以外のいくつかを以下に引用します。
CQ07:局所進行性前立腺癌や高リスク前立腺癌の一次治療として、手術療法とホルモン治療併用放射線療法のどちらが推奨されるか?
推奨文:両療法の優劣は明らかではなく、患者の状態や状況、希望等を考慮し選択する
推奨の強さ:推奨なし
CQ10:高リスク前立腺癌に対する放射線療法として、トリモダリティは推奨されるか・
推奨文:高リスク前立腺癌に対する放射線療法として、トリモダリティを弱く推奨する。
前立腺癌診療ガイドラインで「弱く推奨する」と書かれている治療、トリモダリティを強く推奨している人はどのようなエビデンスに基づいているのだろうか。
……以下投稿後に追記
Japanese clinical practice guidelines for prostate cancer 2023をみいだしました。
NPO法人腺友倶楽部 理事長の武内 務氏が共著者として名前を連ねています。
full textには14 clinical questionsについて書かれていますが、詳細に解読する元気はありません。
先の投稿での「前立腺癌診療ガイドライン(2023年版)に記載されている臨床質問8の解説を修正し詳細化した」という文を引用しましたが、その質問及び推奨文が分かりましたので以下に紹介します。
CQ08:高リスク前立腺癌に対する高線量放射線療法において、ホルモン療法の併用は推奨されるか?
推奨文:高リスク症例に対してはネオアジュバント(照射前)とアジュバント(照射後)療法の双方を含めた投与期間が7~24か月の併用を弱く推奨する
この7か月というのがどの論文からのはなしなのか確かめてみたい気はしました。
けんぞうさんのブログには2023年版はシステマティックレビューが導入され、2016年版と比べ、クリニカル・クエスチョン(CQ)が70から14へと大幅に減ったということのようです。
けんぞうさんの紹介しているCQのうち、CQ8以外のいくつかを以下に引用します。
CQ07:局所進行性前立腺癌や高リスク前立腺癌の一次治療として、手術療法とホルモン治療併用放射線療法のどちらが推奨されるか?
推奨文:両療法の優劣は明らかではなく、患者の状態や状況、希望等を考慮し選択する
推奨の強さ:推奨なし
CQ10:高リスク前立腺癌に対する放射線療法として、トリモダリティは推奨されるか・
推奨文:高リスク前立腺癌に対する放射線療法として、トリモダリティを弱く推奨する。
前立腺癌診療ガイドラインで「弱く推奨する」と書かれている治療、トリモダリティを強く推奨している人はどのようなエビデンスに基づいているのだろうか。
……以下投稿後に追記
Japanese clinical practice guidelines for prostate cancer 2023をみいだしました。
NPO法人腺友倶楽部 理事長の武内 務氏が共著者として名前を連ねています。
full textには14 clinical questionsについて書かれていますが、詳細に解読する元気はありません。