おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
参照URL
添付File

暗証キー (英数字8文字以内)(あとで修正・削除する場合は要入力)
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
文字色
Maijo さん
「今週は放射線科の医師との面談がある」と書かれていましたが、面談は終わられたのでしょうか。Clinical stageは分かりましたか。
掲示板に投稿され、私含め返信がありましたので、その後の状況をぜひ投稿お願いします。

高リスク 5年PSA再発率 95.3%で多根総合病院のVMAT治療成績を報告した論文についての紹介投稿しました。
久々のGoogle Scholar検索でみつけた論文に関し、そのPSA再発率に驚いて、ブログに書き、掲示板でも紹介しました。

改めて検索し、東大病院におけるVMATとロボット支援手術の比較した論文をみつけブログに紹介しました。筆頭著者は野田軌夫(のだみちお)氏です。
http://inves.seesaa.net/article/505175742.html

論文のpubmedのアドレスは以下のとおり。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38180494/

傾向スコアマッチング(PSM)を使用しての比較であり、VMATとロボットと「同等の優れた腫瘍学的転帰を示した」と書かれています。
対象は高リスク患者だけではなく、低リスク、中間リスクも含むものです。
ただ、PSA非再発率に関してはVMATが優れているとの文有り。

ブログに参照したPSA非再発率のグラフ(マッチング前後)をみてもそのことは明らかです。また、PSMの前の以下のデータからもそのことはいえます。
6年PSA非再発率
VMAT  89.5%
ロボット 76.8%

PSA再発を忌避する人は全生存率、癌特異的生存率がVMATと手術が同等だといわれても明らかにVMATのほうが手術よりPSA非再発率において優れているので手術(ロボット支援手術)を選択するということは考えられないと思います。

また、実績としてT3以上の患者は手術の対象となったのは少ないです。

なお同じ東大病院でVMATで治療を受けた患者の結果を報告した山本健太郎氏の博士論文では5年PSA非再発率は93.8%です。2008年月から2013年までに治療を受けたの患者287 名が対象です。

野田氏の論文では2011年から2016年までに治療を受けた患者374人が対象です。
眞さん、さらに詳しい情報ありがとうございます。先週二人の泌尿器科放射線科医と話しました。結論から言いますとどちらからも(というより今まで話した医者の誰からも)正確なTNMscoreは聞けませんでした。最後の医者からはPETの画像を見せられました。彼曰くPETの画像は質があまり良くないのでブラキーをするときはMRIを撮って正確に調べるという説明でした。アメリカでは日本と違ってこの段階(手術か外放射線)ではPET以上のことはしないのかも知れません。Clinical stage はpahthological stageよりは正確ではないので後から患者からどーこー言われるのを防ぐため初めからclinical stageは詳しく言わないのかも知れません。裁判好きなアメリカ社会では考えられないことでもないです。どちらの放射線の先生にも滋賀大の先生が書かれたtri-modalityの論文を見せました。二人めの先生は滋賀大の先生がやっておられるように癌細胞がある場所を囲むように少しはみ出たところにも放射線をあたるようにするということでした。そして手術した場合の再発率は高リスクでは高いので多分手術をした場合、「(救済治療のために)あなたは私のところに戻ってくる可能性が高い。」といっていました。そしてtri-modalityに関しては最近のアメリカでは外部放射線の技術と質の向上からブラキーをするケースは減っているとのことでした。しかし主人が心配しているのはホルモン療法による副作用。個人差があってやってみないとわからないことなのですが、アメリカは医療保険が正規雇用の会社から出るので彼の仕事がなくなると無保険になり治療どころではない状況になります。疲労や鬱がひどく仕事ができなくなり、辞めなくてはならない状況になることを心配しています。ホルモン療法はそのほかにも心臓疾患、骨粗鬆症の可能性も高めると言われました。そして、もう一つの心配は放射線治療後に再発した場合の治療法が手術より狭くなることです。根治の可能性は放射線の方が高くても再発した場合、有効な治療法がないのを心配しています。実際、外科医からはその理由で手術を勧められまして。日本の文献では放射線後の手術もされるケースがあるようですが、数は少なくリスクも高まるようです。その点手術の後は放射線という次の手段があるのでということです。しかしこれもまた手術後の放射線も最初の放射線療法よりは効果が落ちるという研究結果も見ました。7月に診断されてもう10月。アメリカはあまりにも細分化、専門化されていてしかもその間にいちいち保険会社の承認が必要なのでプロセスに時間がかかります。余談ですが、アメリカの医療制度、本当に崩壊しています。いろいろ情報提供していただき、本当に感謝しております。またご意見あればお聞かせいただけると幸いです。
ホルモン治療の副作用については掲示板に東北大学泌尿器科の次の情報をなんどか紹介しました。
http://www.uro.med.tohoku.ac.jp/patient_info/ic/tre_p_c_04.html

Maijoさんの「最近のアメリカでは外部放射線の技術と質の向上からブラキーをするケースは減っている」という記述から私のブログのUCLAの患者向け情報 IMRT、ブラキを確認しました。

UCLA Healthでブラキの説明ページが抹消されたのはこの治療法の減少によるもので、多分にUCLA でも実施は止めたのでしょう。

と書いた後、
High Risk Prostate Cancer - Prostate Cancer | UCLA Health Jonsson Comprehensive Cancer Centerをみてみました。
"Brachytherapy"の説明には「高線量率(HDR)近接照射療法は、前立腺癌の唯一の治療法として使用することも、外部ビーム放射線療法(EBRT)と組み合わせて使用 することもできます」と書かれていますので、HDRのみの治療という状況なのでしょう。

Hormone Therapy and Prostate Cancer - Prostate Cancer | UCLA Health Jonsson Comprehensive Cancer CenterをGoogle Chrome でGoogle翻訳で読んでみました。
「ほてりと発汗」、「乳房の圧痛または成長」には対処が記述されていました。
「骨粗しょう症リスク」も対処可能のようです。
ただし、「疲労または倦怠感」については「この治療の副作用に対処するためにできることがいくつかあります」ということしか書かれていません。

放射線治療の前後のホルモン療法は治療補助療法の位置づけであり、いつかは終了するので、副作用はやめた後、なくなるあるいは減少すると思われます。

このページでは
"Can Hormone Therapy Cure My Prostate Cancer?"という質問には
"No, hormone therapy cannot cure your prostate cancer." と明確に答えています。
処理 記事No 暗証キー

- JoyfulNote 改 -