UM さん
投稿を読ませていただき、例によって長い文をかき(途中でプレバトを眺めていたこともあり)、投稿しようと思いましたら、すでにUM さんが今後の方向性の投稿がされていました。書いたものボツにしようと思ったのですが、折角書いたので投稿します。
ピント外れと思われましたら、読み捨ててください。
私はいままで治療法の選択に関して掲示板に書き、それをまとめたものをブログ記事としました。
1. http://inves.seesaa.net/article/450370338.html
2. http://inves.seesaa.net/article/450656419.html
2.は高リスクの場合、小線源とIMRTとを患者属性のわかる論文をもとに比較し、小線源の場合、T3の患者の割合の少ないなかでのデータなのでIMRTを選ぶほうが無難かなということを書いたものです。
1.について、読んでいただくと分かるとおもいますが、それではあまりに不親切ですのでUM さんに即し説明します。
治療に際し、何を大事にしているかを明確にすることがまず最初にすることです。
UM さんのお父さんは都心の病院も視野にいれ、セカンドオピニオンという考えには「そこまでしなくてもといった感じ」なので、「近くの病院で治療が受けられること」が優先かと思われます。
その意向を覆すのは明らかに治療成績が異なるといったデータで説得かと思いますが、私がいつも提示しています以下の治療成績の一覧表をみてもそのようなことはなかなかいえないと思います。
http://flot.blue.coocan.jp/cure/memo/outcome3.html
現在の病症を認識することが次に大事なことでノモグラムを使用し、限局がんの可能性、リンパ節転移の可能性をしることは重要です。
ブログに以下の2つの記事を書いています。
a. http://inves.seesaa.net/article/432322495.html
b. http://inves.seesaa.net/article/475176360.html
a. で紹介した米国有数の病院であるMemorial Sloan Kettering Cancer Center(MSKCC)が開発したツールを使用してみます。
UM さんのお父さんのデータ
年齢:70
PSA:18
GS(primary):4
...(続きを読む)
被膜外浸潤の可能性が高いこと、リンパ節転移の可能性のことを考えれば、やはり手術ではなく放射線治療を選ぶほうがいいのではないかと思ってしまいます。
外照射は当然IMRTで照射の正確さを期すためにもIGRT併用がいいと思います。
いま治療を受けている病院の放射線治療装置は上記の機能搭載で治療できるかを確認すればいいかと思います。
外照射は回数が多く長く通わなければならないのが欠点です。
SBRTは回数が少なくて5回で終了というのがいいですが、始められてそう年月が経っていないので実績があまりありません。
ということを書いて調べると既に体幹部定位照射による前立腺がんの根治治療件数が2020年12月25日で500症例に到達という記事がありました。
掲示板にもホルモン+外照射経験者をみますとSBRTは何名か治療経験者がいますね。
高リスクなので長期のホルモン治療(概ね2年)が放射線治療の前、後に必要ですので通院が便利(近くの病院)なことは必須ですね。
とはいっても放射線治療の回数が少ないというのは大いなるメリットなので上記の病院が自宅からそう遠くないならば病期などで適用可か否かをセカンドオピニオンで確認するのも一つの考えかと思います。
……以下2021/03/19に追記
2019年10月 2日の投稿、ハイドロゲルスペーサー併用SBRT 臨床試験をみますと、SBRTでの治療が500例に達した病院について、臨床試験の報告では、超高リスクも対象にしていたことが書かれています。
投稿を読ませていただき、例によって長い文をかき(途中でプレバトを眺めていたこともあり)、投稿しようと思いましたら、すでにUM さんが今後の方向性の投稿がされていました。書いたものボツにしようと思ったのですが、折角書いたので投稿します。
ピント外れと思われましたら、読み捨ててください。
私はいままで治療法の選択に関して掲示板に書き、それをまとめたものをブログ記事としました。
1. http://inves.seesaa.net/article/450370338.html
2. http://inves.seesaa.net/article/450656419.html
2.は高リスクの場合、小線源とIMRTとを患者属性のわかる論文をもとに比較し、小線源の場合、T3の患者の割合の少ないなかでのデータなのでIMRTを選ぶほうが無難かなということを書いたものです。
1.について、読んでいただくと分かるとおもいますが、それではあまりに不親切ですのでUM さんに即し説明します。
治療に際し、何を大事にしているかを明確にすることがまず最初にすることです。
UM さんのお父さんは都心の病院も視野にいれ、セカンドオピニオンという考えには「そこまでしなくてもといった感じ」なので、「近くの病院で治療が受けられること」が優先かと思われます。
その意向を覆すのは明らかに治療成績が異なるといったデータで説得かと思いますが、私がいつも提示しています以下の治療成績の一覧表をみてもそのようなことはなかなかいえないと思います。
http://flot.blue.coocan.jp/cure/memo/outcome3.html
現在の病症を認識することが次に大事なことでノモグラムを使用し、限局がんの可能性、リンパ節転移の可能性をしることは重要です。
ブログに以下の2つの記事を書いています。
a. http://inves.seesaa.net/article/432322495.html
b. http://inves.seesaa.net/article/475176360.html
a. で紹介した米国有数の病院であるMemorial Sloan Kettering Cancer Center(MSKCC)が開発したツールを使用してみます。
UM さんのお父さんのデータ
年齢:70
PSA:18
GS(primary):4
...(続きを読む)
被膜外浸潤の可能性が高いこと、リンパ節転移の可能性のことを考えれば、やはり手術ではなく放射線治療を選ぶほうがいいのではないかと思ってしまいます。
外照射は当然IMRTで照射の正確さを期すためにもIGRT併用がいいと思います。
いま治療を受けている病院の放射線治療装置は上記の機能搭載で治療できるかを確認すればいいかと思います。
外照射は回数が多く長く通わなければならないのが欠点です。
SBRTは回数が少なくて5回で終了というのがいいですが、始められてそう年月が経っていないので実績があまりありません。
ということを書いて調べると既に体幹部定位照射による前立腺がんの根治治療件数が2020年12月25日で500症例に到達という記事がありました。
掲示板にもホルモン+外照射経験者をみますとSBRTは何名か治療経験者がいますね。
高リスクなので長期のホルモン治療(概ね2年)が放射線治療の前、後に必要ですので通院が便利(近くの病院)なことは必須ですね。
とはいっても放射線治療の回数が少ないというのは大いなるメリットなので上記の病院が自宅からそう遠くないならば病期などで適用可か否かをセカンドオピニオンで確認するのも一つの考えかと思います。
……以下2021/03/19に追記
2019年10月 2日の投稿、ハイドロゲルスペーサー併用SBRT 臨床試験をみますと、SBRTでの治療が500例に達した病院について、臨床試験の報告では、超高リスクも対象にしていたことが書かれています。
