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トリモダリティ 高リスク前立腺がんへの適応について
投稿者: 投稿日:2021/03/03(水) 11:13:50 Home No.12608 [返信]
2021年 2月 8日の投稿で野美井  さんはこう書かれました。

「骨転移がオリゴメタ(少数転移)であればトリモダリティで根本治療が望める施設があるように書き込みましたが改めてよく調べてみると私の思い込みでそのような施設や治療はありませんでした。」

上記の野美井さんの投稿は私の2021年 2月 7日の投稿での質問に対する返信でした。

2月 7日の投稿の前に岡本圭生氏の論文を確認しました。
転移の症例が書いていたかなと思ったからです。症例はT3bN1の患者でした。

本日、論文でも参照されています日本臨牀 74巻増刊号3 542-5 、「小線源療法 高リスク前立腺癌への適応と問題点」を本日改めて読みました。論文と同じ症例が書かれています。この日本臨牀の記事についてはブログで滋賀医科大 岡本圭生氏の「日本臨牀」掲載の記事という表題で書きました。

68歳のGS 4+4、PSA 65 T3bN1M0 の患者で治療終了後4年経過で現在 PSA =  0.02ng/mL との記載がありました。
精嚢浸潤があり、骨盤内リンパ節転移があってもトリモダリティで治療したという症例でした。

日本臨牀の記事の結論を引用します。

「転移病巣がなければ高リスク前立腺癌であっても根治は十分可能であり、局所再発を起こさせない治療を行っていくべきである。小線源治療を用いたトリモダリティ療法は、高線量照射による高い局所コントロールが可能な高リスク前立腺癌の、有効なモダリティといえる。」

トリモダリティの適応は転移病巣がない場合と明確に書いています。
日本の高リスク前立腺がんに対する小線源トリモダリティ治療の第一人者の書いたものです。

ヒサ さん
技術指導を受けた医師が指導医を凌駕するのはかなり難しいと思います。
セカンドオピニオン時、外照射による治療の可否についても確認されたらよろしいかと思います。

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