Re:小線源治療の尿路症状、小線源単独の条件、外照射併用の線量
投稿者:大門 投稿日:2019/03/19(火) 13:42:46 No.10863
[返信]
眞さんは、治療に関していつも詳細な分析をされています。癌を告知されたばかりの患者さんは、その内容を懸命に読み解かれていることと思います。
さて、眞さんは以下の投稿において、S大学KT病院の治療に関してこう書かれていますが、本当にそうでしょうか?
小線源のトップクラスの医療機関の比較で20Gyの差というのは考えにくいのです。
>また、線量は外照射併用の場合はシード治療(130Gy)ということで東京医療センターの110Gyより多いです。(外照射線量は同じ)
[投稿] 投稿者:眞 投稿日:2019/03/18(月) 19:54:51
S大学KT病院 のページで
http://www.shkt-urology.jp/brachytherapy/
3者併用療法における5年の生化学的非再発生存率のグラフをご覧ください、D90(BED)=219.4Gyとなっていますね。
また、併用療法における体外照射は45Gyとなっています。
この併用療法において、およそBED=220Gyを得るための小線源のD90は、およそ130Gyです。
したがって、S大学KT病院の説明で
>A;シード治療(130Gy)+体外照射(45Gy、前立腺+精嚢腺)
と書かれていますが、この場合の130GyはD90を示していると推定できます。
D90=130Gyを得ようとする場合の処方線量は、およそ110Gyですから、S大学KT病院は、「東京医療センターの110Gyより多い」というのは誤りである、と思われます。
国立病院機構TK医療センターもD90は130Gyです。
さて、眞さんは以下の投稿において、S大学KT病院の治療に関してこう書かれていますが、本当にそうでしょうか?
小線源のトップクラスの医療機関の比較で20Gyの差というのは考えにくいのです。
>また、線量は外照射併用の場合はシード治療(130Gy)ということで東京医療センターの110Gyより多いです。(外照射線量は同じ)
[投稿] 投稿者:眞 投稿日:2019/03/18(月) 19:54:51
S大学KT病院 のページで
http://www.shkt-urology.jp/brachytherapy/
3者併用療法における5年の生化学的非再発生存率のグラフをご覧ください、D90(BED)=219.4Gyとなっていますね。
また、併用療法における体外照射は45Gyとなっています。
この併用療法において、およそBED=220Gyを得るための小線源のD90は、およそ130Gyです。
したがって、S大学KT病院の説明で
>A;シード治療(130Gy)+体外照射(45Gy、前立腺+精嚢腺)
と書かれていますが、この場合の130GyはD90を示していると推定できます。
D90=130Gyを得ようとする場合の処方線量は、およそ110Gyですから、S大学KT病院は、「東京医療センターの110Gyより多い」というのは誤りである、と思われます。
国立病院機構TK医療センターもD90は130Gyです。