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テストステロンと前立腺癌
投稿者:羊毛 投稿日:2019/03/15(金) 02:35:56 No.10846 [返信]
甚太郎さん

眞さんや他の文献紹介されている方々に敬意を表しまして、若輩者ですが私もリンクをご紹介します。(既出でしたらすみません)

ここにはマラソンをやっていたりトライアスロンをやっていたりの方もいらっしゃるようですし、私もマラソンしてたりするので、男性ホルモンが多いと前立腺癌になり易かったりするのか?などと考えたりしてちょうど最近検索していました。


帝京大学泌尿器科・テストステロン補充療法と前立腺癌

> 古典的な考え方として、テストステロンは前立腺癌を増悪させるというものがありました。
> つまり前立腺癌患者にテストステロン補充療法を行うことは、火に油を注ぐ行為に等しいという考え方です。
> しかし近年になりMorgentalerらがSaturation modelを提唱、つまり前立腺癌の増悪は
> テストステロンがsaturation point (飽和点)を超えると一定となることを発表しました。

とあり、「その飽和点はだいたい50ng/dl以内の範囲(去勢域)である」、つまり「去勢域以上の通常領域であればテストステロン濃度は前立腺癌憎悪と相関性は少ない」と言っています。
むしろ、補充療法をしていた方が悪性度が低かった、とも言っています。

テストステロン濃度を下げるというのがホルモン療法の目的、ということと矛盾しているようにも思えますが、私が想像するに、中高年になってテストステロン濃度が下がってくる(ただし飽和点以上の値)と前立腺癌細胞の悪性度がアップして前立腺癌として検出されるようになってくる、ということかな?などと想像したりします(私の想像ですが)。ホルモン療法では恐らく飽和点以下に下げるので癌細胞には有効なのかな、と。お腹が空いてくると暴れ出すけど、本当にお腹が空くと死んでしまう、みたいな??


また、こんなのもあります。

最新情報・前立腺がんの診断と治療~血中テストステロン濃度

泌尿器科の先生がやってるブログのようですね。次のようなことを言っています。

> 最新の研究で、この50 ng/dl以下の治療目標では、前立腺がん細胞の増殖抑制や治療効果に不十分で、生存率や再燃までの期間に差が出ることわかってきました。
> 内分泌療法前、内分泌療法後、内分泌療法後PSAが上昇したときは、テストステロン濃度をみることは、大変重要です。


これらのことがどれだけエビデンスとして確立しているのかは分かりませんが、これらのリンク先の文章を読む限りでは、甚太郎さんが今現在ホルモン療法をされていないのであればテストステロン値を上げるようなことをしても問題ない(あまり変わらない)、ということは言えるかもしれません。
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