ダヴィンチによる全摘出手術のあれこれです。
3年前のことなので、思い違いもあるかもです。
手術時の体位
初心者さんの言うとおり、逆さまに吊り下げます(30度って、スキーだとかなりの絶壁ですよね)。
腹部の余計な臓器が重力で落ちる中で前立腺が尿道にぶら下がってる状態になり、アクセスが容易になるという理屈です。別名、あんこうの吊るし切り。もちろん麻酔されていますので、自覚することはできません。
術直後
名前を呼ばれて目覚めると、小人の国のガリバーです。両足には血栓防止のフットマッサージャーみたいなのが取り付けられ、体はいろんなチューブやコードでがんじがらめ。
動いちゃいけないと思ったからじっとしていましたが、枕がないので首が痛くて閉口しました。
不具合は、ちゃんと言ったほうがいいですね。
術後の痛み
痛みにはからきし弱い体質なので、結構難儀しました。
特にお腹に力が入るとき(屈曲時:ベッドから起き上がるとき、伸展時:ベッドに横たわるとき)が痛かったですね。
ドレン管の周囲も痛かったですが、あれは今から思うと痛みというより違和感ですね。
そんなわけで、結構痛み止めを点滴に入れてもらいました。点滴を使わなくなると薬が処方されますが、その頃はもう必要がない状態でした。
私も、点滴スタンドの上に点滴袋、下に尿袋をぶら下げて、ガラガラ病棟を歩き回っていました。
家族以外のお見舞いは、術後一週間以上経ってから(尿道カテーテルが外れてから)にしてもらいましょう。尿袋はあまり見られたいものではありませんから。
あと、尿道カテーテルを太ももに留めるテープで肌がかぶれて往生しました。大判の絆創膏を貰って対処していましたが、気にならなくなるまで日数がかかった気がします。
まぁ、そんな細々した事柄が気になるくらいの、侵襲性の低い手術だということです。