北里大学の津村秀康氏他の論文、Impact of five-tiered Gleason grade groups on prognostic prediction in clinical stage T3 prostate cancer undergoing high-dose-rate brachytherapy.の概要を紹介します。
なお、表題に示されています ISUPで承認されたGSの新しいグレード分類による報告は煩雑になりますので省略します。
・2003年11月から2012年12月のT3a 203人、T3b 80人計283人が対象
・HDRは平均D90 PTV線量: 7.5Gy/1分割 を5回実施、また、外照射は1回3Gy を10回照射
・ホルモン治療はすべての患者に術前に6か月以上、外照射の後に3年実施
・10年PSA非再発率は以下のとおり。
T3a 79%
T3b 64%
・10年癌特異的生存率は以下のとおり
T3a 96%
T3b 91%