安江博『一流の前立腺がん患者になれ!』より東北大学泌尿器科の次の情報をしりました。
前立腺癌に対するホルモン療法について
【ホルモン療法の副作用】としてあげられているのは17項目あり、それがどの程度の確率で起こり得るかは定かではない(書かれていない)。
「女性化乳房のように不可逆的な変化もあります」と書かれています。
ランナー さんは2020/08/28の投稿で少しショッキングな写真を添付していました。
「この胸はダイエットをやった最後の最後になくなるとの事」と書かれていましたが、現状はどうでしょうか。
安江さんは単行本を参照し次のように書いています。
「前立腺がんの早い時期からのADTは、前立腺がん患者のかなりの数で、臨床的進行が始まる前に去勢抵抗性がん細胞を生成させている」とする記載があります。
単行本はハードカバー版で17000円以上の値段で834ページの大著です。
何ページに書かれているのか、どの論文を根拠にそういっているのかも不明です。
ほとんどの記述が論文を参照しているのに上記の記述はふんわりとしたもの(かなりの数)で内容は早期のホルモン療法の実施について問題点をあげるには十分な記述でないと思いました。
『一流の前立腺がん患者になれ!』の「第11章 男性ホルモン遮断治療(ホルモン療法)」についてブログに書きました。
http://inves.seesaa.net/article/504120283.html